2009年09月03日
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若者の導き手としての「大人の男」、フロンティアブレーンのクロツグ!!

Written By: トーノZERO連絡先

 トーノZEROのアニメ感想です。

 今日のポケモンDPの感想。

サブタイトル §

「タワータイクーン!その男、クロツグ!!」

あらすじ §

 フタバ祭のポケモンバトル大会にサトシは優勝します。

 そして、優勝者の権利としてジュンの父親、シンオウのフロンティアブレーン、タワータイクーンのクロツグと対戦します。サトシはハヤシガメで対戦しますが、誤ってエナジーボールを飲み込んでパワーアップする等の波乱はあったものの、最終的にクロツグに敗北します。

 クロツグのポケモンとトレーナーが尊敬し合う、というスタイルに、サトシはシンジとのバトルを思い出してシンジの強さとは何かを考えます。

 クロツグは、サトシにナギサジムでのジム戦を勧めます。そして、ジムリーダーをシビレさせるだろうと告げます。

 サトシ達一行は、ヒカリの実家を旅立ちます。

感想 §

 最終的に、ヒカリとママの親子の問題に踏み込むのか……という漠然とした予想は裏切られました。しかし、やはりキーは親子関係。ジュンとパパが状況の焦点になってきます。これは面白いですね。

 フロンティアブレーンと聞いて、こんな人がいたかな……と思いましたが、かつてサトシが戦ったのはカントーのバトルフロンティア。クロツグはシンオウのフロンティアブレーンなのですね。

 というわけで、サトシは初対面。

 しかし、人望を集める人間的な魅力と、相手の力量を見定める「導き手」としての態度は、やはり大物。こういう大人の大物キャラが出てきて、サトシが乗り越えるべき壁として立ちはだかるのはこの作品の大きな魅力の1つです。単に敵として倒すのではなく、相手から認められるだけの価値を示すことができるかが、見所です。

 そして最終的に対比されるのはヒカリとママの親子関係とジュンとパパの親子関係。

 しかし、そこでサトシが考えるのはシンジのことです。

 もちろん、サトシがこの場面で母親のことを考えるはずもなく、父親も明確ではありません。ですが、それが理由ではなく、サトシはサトシでここでシンジのことを考えねばならなかったのでしょう。

 そういう意味で、実はシンジに対する敗北の衝撃からサトシが新しい一歩を踏み出す契機となるエピソードだったと言えるのかも。

更に感想 §

 少し、ポケモンコンテストの司会っぽいしゃべり方のアヤコさん。綺麗な服を着て、まさに熟女ヒロイン。可愛すぎます。娘がいても、「妹です」で通りそう。

 審判はロケット団の雇い主で、名前もナカミセ親方。凄い名前です。素晴らしい!

今回の一言 §

 テレビを見ているグレッグルのシーン。グレッグルはやはりオスかな。